


この名前の響きが好きなんですよね。

その特徴を一行解説的に言うならば
「各葉に墨を含み葉肉厚く小型。下葉に黄縞を現す。」
とでも表現するのでしょうか。
ただ、今まで発行された種々の本や図鑑を見ても
その特徴に合致した木を見ることはほとんどありません。
物が無いのでしょうね。



しかしそんな木がなぜか棚にありました。


葉幅引いて葉肉厚く軸太く矮性で葉先は丸留めですから
その姿はどちらかといえば伊勢矮鶏っぽい雰囲気です。



天葉は当然ながら金牡丹芸ですが
それが暗みだすと同時に黄縞が現れ



極黄縞が下葉に残ります。

まさに金紗墨。

なのですがこれは昔から金紗墨として保存されていた木ではなく
墨の多い黒牡丹縞から出た木です。
しかし今まで黒牡丹から金牡丹が出るとがっかり~

これなら大歓迎。

それにしてもとてつもないポテンシャルを秘めていて興味の尽きない品種群ではあります。
