

あれから4年半。
いわゆる聖雲錦が深覆輪に進化したものですが
当棚では柄が晴れず今までは果たして入っているのかどうか
なかなか判別が付きませんでした。

それがどういうわけか最近は柄が冴えるようになってきました。
春から夏にかけてはもっと冴えていたのですが今はこの程度です。
そして探した結果、覆輪の印である紺中通しが確認できたのはこの寄せ植え一鉢のみでした。
残りの9鉢は全斑の聖雲閣。
それでも残念なことはなく柄が黄虎状に冴えた上にルビー根ですからとてもきれいな品種です。
それに仔出しも良好なのでしょう。
良くこんなに増えてくれたものです。



ところでその聖雲閣に更に黄縞が出た聖雲閣の縞はあれから4ヶ月半。
ベースの地合いが全斑とはいえ葉緑素は十分機能しているようで
それに黄縞が入っても生育は旺盛です。
とりあえず黄虎、黄縞、ルビー根の3芸品は貴重ですし
世にこれしかありませんから
何とか増やして次世代に繋げていければと思っています。
