


あれから5年。
未だに一鉢にぎゅうぎゅう詰めで
いくらなんでも作落ちの気配を感じ
ようやく重い腰を上げて植え替え、そして株分けをしました。

本数も全然増えていませんでしたし。

それでも一気に10鉢ほどになりまして
比較的柄の良い木はこんな感じです。
柄が良くなると姿は腰低くなり


紺覆輪気味な柄などちょっと怪しい雰囲気。


泥の具合も軸元に纏まってなかなか良い塩梅です。

さすがは昔、五十鈴川などの名前で
高価に流通しただけのことはありますね。

ただ、せっかく従来の銘品から変化した縞なのに
いきなりイカサマの道具にされてしまっては
もう浮かばれることもないでしょう。
こんなかわいそうな境遇の品種もあったりします。




そんなですからあんまり鉢数増やしてもしょうがなく
普通柄はそこそこの株のままにしています。
でも、覆輪縞ですからもう司光殿に戻ることはなく
増えさえすればハッとするような柄の仔も出てくれますので
そこは楽しいかも。

楽しいといってもそれを悪用するという意味では決してありませんので~。
