

あれから1作。
今まで生育が渋り気味でしたが
ここにきてようやくご機嫌になってくれたようです。


今年出た仔も無事、潰れずに育ってくれました。

元が繋がっている株立ちだとお互い協力しあって養分をため込むのか
仔出しも良好のはず・・・なので来年以降に期待です。
ところで素立ち歴の長い木は木の途中から根の出ることが良くあります。
根が2、3本出たらその根下から切り離せば上のほうは若返って仔が出るし
下のほうは生長点が無くなったということで葉元から仔が出る。
・・・という我ながらナイスなアイデアを思い付きました。



それでさっそく実行してみたのが2年前です。



結果は無残。



1本じゃ偶然に左右されるかもと4本もやってみたのですが
どれからも仔が吹かずこのまま朽ち果てるのでしょう。
蜘蛛の巣まで張っているところに侘しさを感じます。

一方、切り離した上のほうはというとこれが若返りどころか作落ち。
我ながらおバカなことを実験してみたものです。

やはり萩宝扇の素立ちは葉重ねを増やしつつ大きくして力を貯めさせ
上のほうから出るアタリを待つのがベストな増やし方なのでしょう。
急がば回れということですね。
