白翁獅子
先日、○○オクで入手した浪速獅子白中斑の白縞。 狂い葉で後暗みの白中斑、それに白縞の三芸品です。 二芸までは良くありますが白縞は珍しいかと。 とはいえタイトルの白翁獅子とまで言い切るのはちょっとオーバーかも。 ただ、上でどうやら覆輪に向かいつつあるようで 白翁獅子を通り越して雪狂獅子になってくれたら嬉しいなっと。 この種は天葉が凝り出し短くなったら仔が出る傾向にあるようです。...
View Article舞鶴
あれから11ヵ月。 今年は全国大会で賞をいただきましたので もうお披露目することもないでしょう。 とはいえこの株はまだ発展途上。 天辺の元親は元気ですし十数枚葉重ねした木の株元から仔が・・・。 こんな仔が今年は5~6個出ています。 元親の元気が無くなったらアウトですが それまでまだ十年は大丈夫かも。 ところで舞鶴は一般的に古木になると軸が湾曲しやすく...
View Article羆A
あれから1ヶ月半。 あら~、次の天葉も短いまま付けが見えちゃいました。 これって作落ち。 おまけに片側の下葉2枚が皴を引き、1枚は黄変して落葉。 もう1枚も皴が戻らず黄変しつつあります。 怖~~。 春先までは調子が良く油断したのか それとも前作の余力が尽きちゃったんでしょうか。 こうやって葉がパラパラ落ち 最後は枯らしちゃうって方が結構いたんでしょう。...
View Article羆B
あれから1ヶ月半。 2鉢あって良かったな~と思うのはこんな時でしょう。 こちらが元気なのでとりあえず気持ちは落ち着きます。 待っていると長かったのですがようやく次の天葉が見え 柄は目出度くも本芸寄りに戻りそうです。 最上芸の仔にも付けが見え 次の天葉を待つばかり。 こちらの大仔はまだ柄が偏り気味ですが最悪抜けちゃうことはないでしょう。 とはいえ付いた花芽に柄はなさそう。...
View Article瑠璃晃
都羽二重に似た感じですがそれよりもやや細身で肉厚、 立ち加減な葉姿にシャープさを感じます。 柄は細縞が細かく散っているせいか白黄で泥軸青根が特徴です。 現物を見た感じはこんな感想ですが 自分的に縞物の識別は難しいので勉強のため 今春に入手してみました。 よく見ると柄が細かく散った櫛目最上です。 ただちょっと華やかさに欠けるかなと思っていたら 折よく派手目な仔が顔を出しました。...
View Article西鶴
あれから1年。 増える時には良く増えたのですが それがいつもという訳じゃないらしく 今年はこんな仔が1本出ただけでした。 それでもフリーズしたアタリも何本かあって どうもスイッチが入りきらなかった印象です。 一方、こちらの株はうまい具合にスイッチが入ったようです。 実はまだ植え替える気もなかったのですが この仔の葉先がミズゴケからちらっと見えました。 気付かなければ埋もれたまま枯れるところでしたが...
View Article慶賀
あれから11ヵ月。 他の縞物なら派手過ぎて敬遠されるほどの柄が慶賀の本分なのですが それが長く維持できない性質も持ち合わせています。 そして遅ればせながらその時がやってきました。 ここから一気に青くなってくれなければ良いのですが・・・。 それでも木勢が付いたのか最上柄の仔が3本付きました。 仔が窮屈そうで株分けしてみたいのですが やれば更に紺地が増えちゃう気がしますし...
View Articleスーパー八千代
あれから3ヶ月半。 あの本斑の出た木を独立させてみました。 期待していたのですがその後は尻すぼみに。 ビックリ縞だったのでしょうか。 タイプS(スーパー)からタイプE(エキストリーム)に昇格か~ なんて一人で盛り上がっていたのですが残念です。 おまけにひそかに期待していた柄下のアタリも花芽。 ワンチャンスの芽も摘まれてしまいました。 世の中そんなにうまくは行かないものです。
View ArticleMさんの蘭
あれから4ヵ月。 お預かりしてからほぼ2作。 元気になったのやそこそこの木などいろいろありますが そろそろお返しする時期でもあり記念撮影です。 建国殿は結構大きく育って 仔も繁ってくれました。 小さなアタリは潰れてしまいましたが・・・。 それにしても蘭舎内で作してると、この仲間は柄が冴えないですね。 この木は来たときはこんな柄でした。 午前中、直射日光の当たる棚で育てていたとのこと。...
View Article天晃殿
あれから5ヵ月。 しばらく植え替えもしていませんがご機嫌そうです。 あまり栽培に気を使わない木というのも見ていて何やらほっとします。 ただ親木は細縞が万遍なく散るコートメ最上ですがちょっと華やかさには欠けるようです。 それでもそんな木からは上柄な仔が出るもので またちょっと雰囲気が良くなってきました。 そういえば以前外しておいた上柄はというと...
View Article白天晃
あれから2年。 外棚作りと違って柄に冴えというか切れは弱まりますが それとは引き換えに葉繰りと仔出しが良くなり姿も大きめに育つようです。 柄の冴えがイマイチとはいえほんわかした雰囲気は十分に残っていて ふんわり目に育った葉姿ともマッチしています。 ただ片側ばかりに出る仔はいかがなものかといった感じで また仔を外して作り直しです。
View Article月笙
あれから一作。 月笙というかこれは金牡丹ですが ぼろかった下葉はどんどん枯れ落ち、今はこんなお姿に・・・。 墨が強いと成長が遅くなるものですが この木は片側だけ強く墨が出ていて 成長速度の違いかそっちに引っ張られています。 墨の無い仔はスクスク成長。 葉が傷んでなければ全部がこんな風に育っていたのでしょう。 タイトル通りの月笙はずいぶん小さくなりましたが もう落ちる下葉もなくなりました。...
View Article国輝殿
あれから2作。 いきなり下葉がバラバラバラッと落ちてこんな姿になっちゃいました。 葉緑素が足りないと軸も太らないのか 水遣りの水圧でもぐらぐらしますので竹串で支えています。 一応、紺中通しはしっかりしていますから枯れることはないと思いますが これでは増えることもなさそう。 自分的には再入手も難しい貴重な品種と思っていますから 何とか維持していきたいものです。
View Article美香登覆輪
あれから2年。 こちらも昨日の国輝殿と同様、下葉がバラバラッと落ちちゃいました。 昨年夏の猛暑の際、今年のような対策をしなかったのが原因なのでしょう。 それでも葉数が少なくなってすっきりしたような気もしますし 何より仔が完全覆輪になってくれて嬉しい限り。 親木の源平覆輪のような柄は10年前からそのままですから よくぞこんな仔が出てくれるものと感心しきりです。...
View Article萩宝扇
あれから1作。 今まで生育が渋り気味でしたが ここにきてようやくご機嫌になってくれたようです。 今年出た仔も無事、潰れずに育ってくれました。 元が繋がっている株立ちだとお互い協力しあって養分をため込むのか 仔出しも良好のはず・・・なので来年以降に期待です。 ところで素立ち歴の長い木は木の途中から根の出ることが良くあります。 根が2、3本出たらその根下から切り離せば上のほうは若返って仔が出るし...
View Article破天荒
あれから半年。 根がたくさん出て元気ですしもう少し大きくなると思ったのですが どうやらこの辺が大きさの限界のようです。 天葉は出始め、時折引っ掛かりそうになるのですが 今回はスムーズに伸び出しています。 ところで今までは下の葉元から順番に仔が出ていたのですが 上のほうになにやら怪しげなアタリが二つも付きました。 もしかしたら花芽かも。 変わった花が咲きそうですからちょっと楽しみです。
View Article朝鮮鉄の縞
あれから1年。 普通の朝鮮鉄はいくら葉繰りしていくら仔が出るかなんて意識したことなかったのですが 現金なもので縞が入っているとじっくり見てみたくなります。 そしたら驚くことに一作で葉繰りはたったの2枚。 まあ、棚慣らし中ですし縞が入って若干弱体化してますからこんなものなのでしょう。 その割に仔のほうは派手にもかかわらず健闘しています。...
View Article雲龍の滝
あれから1年半。 初めて入手したのが35年ほど前ですから作歴は長いのですが いまだにどう良いのかしたら戸惑いの多い品種です。 葉幅引き締まった姿が好きなものですからそっちの方向で調整していますが そうするとなかなか仔出しには恵まれなくなります。 この木は珍しく惚れ惚れするような上柄が続いますから 増やすほうに方向転換したいのですがなかなかそこまで器用じゃないですし~。...
View Article聖雲閣白縞
あれから5ヵ月。 白縞の出た木を植え替えてみました。 やっぱり気になるものですからつい、いじってみたくなります。 仔は順調に生育しあと一作くらいで独り立ちできるかも。 とはいえルビー根+時折黄虎+白縞の三芸品ですから まずは枯らさないようしばらくこのまま様子を見ることになるのでしょう。 柄も最上ですが天葉付近を見るとどうも後冴え気味のようです。...
View Article建国の縞
あれから2ヵ月。 葉数が少なく頼りなげな姿でしたが 1枚増えただけでちょっと様になってきました。 気になっている腰斑のような柄も健在。 ルビー根が出ないのは後冴え柄の為かと思っていましたが 天葉でもそれなりに柄は判別できます。 特にこの部分は紺覆輪中透け柄。 それで腰斑が出るのでしょう。 上でこんな柄に変わりつつあるのだとすれば 根のほうの変化も期待できそうです。 それにこのアタリ。...
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