

チッチさんからお預かりすることになった雷虫が昨日届きました。



手に取って見るのは初めてでしたが雷虫という名はまさに絶妙です。





稲光のような柄が極厚の葉を走り抜け、
その眩さにこちらも雷に打たれたかような衝撃でした。



それに太い胴回りと紺性の強い立ち加減の短い葉、そして鈴虫剣。
柄が無くても姿だけでこのタイプのトップクラスと言えそうですが
実は柄があったりするんです。


天葉の柄が飛んでチッチさんはがっくり肩を落としたようですが

逆にこれは大チャンスです。

更に大きな葉が出て木勢が増せば下からポコポコ仔が出てくれる気がします。




ましてまだ花芽さえつかない幼木ですから尚更です。
世に出そうとしてから現在までたぶん20年ぐらいの年月を掛けているはずですから
これからも気を引き締めて取り組み、貴重なこの柄が維持できればと思います。
