


あれから8ヶ月。
今年は夏も蘭舎の中でしたので天葉はちょっと伸びてしまいましたが
柄のほうは順調のようです。
ただ、蘭舎内に紫外線が入らないので柄の冴えがイマイチなのは残念なところです。
まあそちらのほうは外棚に出せば解決することですから置いといて
葉持ち良く木勢の付きそうな蘭舎内栽培を続けてみようと思っています。
それにしてももうひとつ残念なのが仔出し。

建国系は古い品種のせいか古木は相当に頑固です。

しかし仔出しのためにいろいろ対策を練ってみても結果が出るのは数年後。
例え結果が良くても数年前にやった何が良かったかなんてとっくに忘れています。

結局、何もわからないまま栽培を続けることに・・・。


ともあれ、この木は植え替えしてから丸2年放置。
ミズゴケはスカスカでピートモスに苔まで生えてきました。


鉢も当然汚れていますがこの表面に付いた青いのを食べてくれる虫がいますので
これ以上汚れることはないようです。

鉢底から見る限り根腐れも無さそう。
あと数年はこのままで大丈夫そうです。

・・・という心のゆとりがとってもイイ感じ。
もっと鉢数増やしても植え替えに追われることなく
余裕で管理できる気にもなろうというものです。




と、忘れるところでしたがこれから出た覆輪は

下葉を落としたもののまた覆輪の仔が出てくれました。

覆輪にしては超珍しくルビー根が出ますので
そこらへんがアピールポイントかと・・・。

でも、根以外は羆覆輪と混ざれば判らなくなりますから
自分だけの密かな楽しみになってしまうのでしょうね。
