

あれから1ヵ月弱。
1本から育てた株立ちなら出る新根はそれなりのポジションを心得ていますが
寄せ植えとなれば話は別のようです。
それぞれが思い思いに根を伸ばしますし
特に今年は新根が良く出ましたので収拾が付かなくなる前にと
寄せ植えしていた羆覆輪をバラシて全部植え替えてみました。

新月殿を単独植えにしたのは実に十数年ぶり。
ちょうど花茎が伸びていましたのでそのままに。
花まで咲かせちゃって大丈夫かなとちょっと心配です。



新月殿を外した親木ですが昨年ようやく仔が出てくれました。
それまで十数年仔が出た形跡はありません。
新月殿が重荷だったのでしょう。



そういえばあの木はあれから2年弱。
寄せ植えの中から見つけましたが
こちらは若木だけあって仔吹きも良好です。

思えば芯痛の親木から出たアタリからの成長記録でしたが
これが最後の記念撮影です。

ところでそれなりのお値段だった頃は
こんなハデ仔の出ないタイプが好まれたものです。
しかし何かしら変化を求めるのであれば
ちょっと面白みのないタイプでしょう。
嗜好は時代とともに移り変わります。