日本富貴蘭会美術品評全国大会
さて早いものでもう2月。 春はそこまで来ています。 ポスターが出来上がったとのことで 宣伝を仰せ付かりました。 今年は愛知県刈谷市。 普段はお目に掛かれない素晴らしい作品をゆっくり鑑賞できますので この機会にぜひお出でいただければと思います。 風蘭は日本原産ですから環境さえ合えば育てるのに手間はかからないのですが 良く育てるにはその環境をどうバランスさせるか悩ましい所です。...
View Articleだんだん春めいて・・・
今日は一日中雨。 雪も融けて少し沈んだようです。 週間天気予報にも晴れマークが多くなって春の兆しが感じられます。 新蘭舎では1月末から水遣りを開始し先日で3度目。 今日まで20℃以上になって換気扇が回ったのは3回ほどですから ミズゴケはあまり乾きませんでした。 それでも皴は大分なくなってきましたから これから日中の温度の上昇と共に動き出してくれることでしょう。...
View Article春はもうすぐ
さて、早いもので2月ももう終わろうとしています。 次は3月。 春はそこまで来ています。 ということで先日、旧蘭舎の東側の雪を移動させてみました。 今までは雪で塞がり朝日は当たりませんでしたが ここ数日の好天と相まって日が燦々と差し込みます。 ただ、これまで3か月間水を切っていて皴が寄っているのに 温度が上がれば更にひどくなってしまいます。 そこで新蘭舎に遅れること1ヵ月で水遣り開始。...
View Article司光殿と長生殿
さて3月。 と言ってもすでに中旬になってしまいました。 ぼ~と生きていると時の流れは速いものです。 まあ、朝から植え替えしてると夕方には頭がヘロヘロ。 晩酌したらパソコンを開く間もなく寝てしまっていました。 ところで先日珍しい注文が入りました。 司光殿と長生殿の姿が良く柄のはっきりした1本立ちが欲しいとのこと。 ウチのは薮立ちだからなあと言うと...
View Article伯青龍
新蘭舎に置いてあるのは昨年秋までに植え替えを終えていますので 1月末から水遣りを開始し徐々に最低温度を上げて 現在は12℃設定にしています。 お天気の良い日が続いたこともあって少しずつ動き始めているようです。 ここには楽しみな春の妖精が舞い降りております。 一方、旧蘭舎の分は3月から水遣り開始。 ようやく水を吸ったかなといった感じです。 今はこれを全部植え替えなければなりません。...
View Article雷虫
この頃はようやく気温も上がってきました。 撮影場所へ持って行くには一度外へ出さなければならず 蘭舎と外の温度差を気にしていましたがギリギリ大丈夫と思えるようになりました。 そうなると新蘭舎の木は成長を始めていますのでネタは盛り沢山かも。 ということで雷虫はあれから5ヵ月。 根が出てきました。 次の天葉も見えてきました。 おまけに付け下の葉を突き破って仔まで出てきました。...
View Article美雪剣龍
剣龍と三光中斑剣龍。 成木になると見た目はほとんど同じですが斑の構造が違います。 自分の棚では混じらないようにしていますがもし他へ行ったら混同しそう。 どうしたらよいのか思い悩んでいましたが結局は名前を変えることに・・・。 自分の棚だけで通用するラベルではあります。 この品種は戦前には美雪覆輪と呼ばれていましたのでそのリバイバルと これから末永く趣味者の棚で慈しまれるよう願い...
View Article千代田獅子
あれから4ヵ月。 この品種は白黄散り斑縞が特徴だったと思うのですが 凝った後に出た天葉数枚は白縞、しかもベタ柄になっています。 といった観察もそこそこに目はこの仔に注がれます。 ツンツクした短い稚葉だけのうちは年に10枚も葉繰りするのですが 今年は長い本葉が出てくれるのかどうか。 次の天葉が顔を出していますが紺覆輪が無くなり 白柄の深覆輪で伸びてきそうです。...
View Article建国の縞
昨日はお天気が良く気温も上昇、絶好の撮影日和でした。 そこで次はいつ撮影できるやらと頑張ってちょっと多めに撮り貯めてみました。 さて、建国の縞はあれから5ヵ月。 新根が伸び出し、楽しみな次の天葉の正体もあらわになりました。 今年の新根はルビー根が2本、他は泥根のようです。 昨年は先のとがったルビー根で早々に伸びが止まってしまいましたが さて今年はどうなるのでしょう。...
View Article建国殿No.1
先日撮りためた画像を見ながらせっせと文章を考えています。 植え替えもそこそこに・・・。 とりあえず今月いっぱいぐらいは夜中の零時にする予定ですのでご覧いただければと思います。 極小サイズの建国殿はあれから4ヵ月。 今年も無事に冬を生き延びました。 そしてちょっと生育を始めたようです。 羆より弱そうな木勢ですから棚環境を探るのにうってつけ。 バロメーター代わりです。...
View Article建国の縞No.1
あれから1年と5ヵ月。 大仔は外していますが他にも№1系の青があり混じってしまいました。 兄弟木に中透け仔出たり・・・とか書いたラベルをもう一枚作っとけばと後悔。 それはともかく中透け風に出た仔はこんな感じに育っています。 普通、中透けっぽい仔が出てもそのままの柄ではなかなか大きくならないとしたものですが やっぱり系統が物を言うのでしょうか。 そういえば親木の天葉もずいぶんよくなってきました。...
View Article黄金虫
あれから9ヵ月。 気が付いたらまた一株植えになっていました。 年に数回植え替えますのでその時の気分次第なのでしょう。 2本立ちながら棚では一番大きな木で凛とした風格さえ漂っています。 ここから今年3枚半も葉繰りしたら更に葉重ね豊かな株に生まれ変わることでしょう。 下葉がバラバラ落ちさえしなければ~~ こちらは丈がやや詰まり気味です。 しかし子沢山。...
View Article建国の縞
あれから3ヵ月。 冬の間も根先の半透明が無くならず心配でしたが どうやら無事に冬を越したようです。 そして勢いよく新根がたくさん出てきました。 今年も柄の進展具合が楽しみですし 2年後、その柄に根が当たればルビー根も期待できそう。 さらにその先、寄せ植え暮らしのだらしない下葉が入れ替わった時の姿も楽しみ。 しかしこんな草一本に10年も20年も飽きさせない魅力を秘めているとは大したものと思います。
View Article至楽
あれから4ヵ月。 大分皴を引いていたのですが無事に冬眠から生還してくれました。 こちらは12月から水遣りなし、最低温度は3℃最高10℃の日が毎日続きます。 さすがにちょっと紺地が入る至楽でも心配ですから 2月の頭から水遣り開始して最低温度も8℃から徐々に上げていく羽目になってしまいます。 しかも蘭舎内の全員を引き連れて・・・。 みんな機嫌が良さそうなのは何よりですが...
View Article羆A
あれから9ヵ月。 親木は旅立ち、外しておいたこの仔が残りました。 親木は下葉がパラリと落ちたりして育て方をイマイチ掴めなかったのですが こちらで出たこの仔なら棚環境にも馴染んでいるはずです。 と思いつつ過去記事を見てみるとだいぶ前から5枚葉のままですね。 虎の出易いタイプなのについ冴えさせてしまいますから下葉が持たないのでしょう。...
View Article羆B
あれから3ヵ月。 冬の間はそれなりに皴を引いていましたが 至楽のおかげもあって早めに生還。 新根を出し生育を始めています。 昨年は夏も割と日当たりの良い所に置いていて それでも柄が爆ぜ過ぎることなく年二枚の葉繰りと生育スピードもかなりのものでした。 下葉3枚、青勝ちの葉が付いていますので木勢の良さはそのせいもあるのかなと。...
View Article石油ファンヒーター【蘭】
今の時期は石油ファンヒーターが大活躍。 メーカーの宣伝になっちゃいそうですが 温室用のファンヒーターはダイニチのこの機種しか販売されていませんからしょうがありません。 優れている点は家庭用のファンヒーターのように3時間で消火するタイマーがないこと サーモにより設定温度で点火消火が自動でできること...
View Article大洞丸
あれから1年半。 実は昨年の冬、大江丸系を痛めてしまいました。 下葉がバラバラ良く落ちたものです。 同じ品種がそうなるということは何か気に入らないことがあったのでしょう。 持ち直すのに時間が掛かりそうとか 木勢が落ちた分、仔が出てくれるかもとか思ったものですが この木は律儀に花芽が二つ。 未だに素一本のままです。 古木の部類ですから相当の刺激がないと打開できないのかもしれません。...
View Article帝
あれから9ヵ月。 昨年の秋からは蘭舎に置いていますのでアントシアニンは消えています。 外棚作りと蘭舎内で趣が変わるのもチャームポイントの一つでしょう。 親木の花癖が仔にまで伝わるのか現状のままではほとんど増えませんが この品種についてはこのまま葉を重ね美しい葉姿を維持してくれればそれでよいのかなと思っています。 蘭舎では南側の棚に置き北側に立って見ていますからこんな感じになります。...
View Article朝鮮鉄の縞
あれから半年。 派手な仔はそのまま派手に、青の仔も青のまま そして親木もだんだん片側が派手になってきました。 新たな仔も親木と同じくらいの柄。 これくらいで留まってくれれば幸いなのですが。 もっともこれだけの細葉ですからスペースが足りないのでしょう。 それで柄は派手か抜けのどっちかに直ぐ引っ張られるのかも。 上柄でも枕を高くして眠れるような品種ではなさそうです。 しかし台は朝鮮鉄。...
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