黒牡丹
あれから半年。 親木には柄が感じられないのにあら不思議。 真っ白なアタリが伸びて来ました。 その後です。 真っ白じゃなく半分紺地があるようです。 源平柄。 普通の縞物でしたらアウトっぽい感じですが これは物が黒牡丹です。 返って面白そうかも。 そういえば反対側のアタリも動き出してきました。 花芽かどうかはまだハーフハーフといったところです。 ところでこちらの黒牡丹。...
View Article水晶覆輪の縞
こちらは桜が満開。 ようやく外界にも春が訪れました。 以前は今頃からせっせと植え替えをやっていたものですが 今はもう根が伸びすぎて手がつけられません。 しかし春とはいえ夜間は冷え込みますから まだ石油ファンヒーターに火が入るようです。 弱く暖房していますが蘭舎内の二酸化炭素の濃度が上昇し生育には一石二鳥かも。 さて、水晶覆輪はあれから1年半。 もともと寄せ植えですから姿の良い株になるはずもなく...
View Article富貴殿
あれから1年半。 それほど下葉を落とさず暮らしたようで 植え替えして根を見たらこちらも良くできていました。 ところで外せる仔は外すことを繰り返してきた株ですから つい癖でまた外してみたくなります。 その割った仔は紺地が多くなかなかの好苗。 ここら辺から作りこんでいくと また愛着が湧いてくることでしょう。 以前、外した仔は相変わらず派手目傾向から脱出できず。 それに伴い派手な仔も出てきます。...
View Article羆
あれから1ヶ月。 天葉にようやく付けが見え 次の天葉の葉先が顔を覗かせています。 とりあえず芯痛の心配は消えました。 仔はきれいな白中透け。 本芸間違いなしですが次の天葉が待たれます。 しかし順調そうに見えてますが新根の伸びが渋り気味で やっぱり心配の種が付きません。 もう少し明るい所に置いて光合成を活発にさせてみたいのですが そうすると柄が冴え過ぎてボロッと落ちるというし...
View Article萩宝扇
あれから2ヶ月。 親木から外されたショックも癒え 生育開始とばかりに新根が動き出してきました。 姿の整形が功を奏してそれぞれの配列は絶妙のバランス。 骨格は出来ましたのであとは仔に仔が生じて うじゃうじゃ増えるのを待つばかりです。 成長するに従いちょっと頷き加減になるのもこの品種の特徴ですが それぞれが意思を持っているかのごとく同じ方向に傾いているのが 不思議といえば不思議です。...
View Article卑弥呼
あれから半年。 ようやく株分けできました。 8本立ちでしたからその数8鉢。 昔と違って激安になっているしそんなに増やしてどうするんだろうと思っちゃいます。 それでも上は一番大きく育った分で力強さもあり ここから大きく育て上げたらまた愛着が湧いてくることでしょう。 こちらは一番小さな木、末っ子みたいなものですが 十分にその芸を主張しています。 今までの一鉢8本立ちの中から解き放たれ...
View Article富士錦
お天気が続く暖かい気候となりようやく過ごしやすくなりました。 それと共に富貴蘭にも力がみなぎって 根も知らないうちに長く伸びています。 調子良くなってきたところで何点かヤフオクに出品させていただきました。 全部ピートモスで植えてありますが 乾き具合はミズゴケの空洞植えと同じくらいのペースです。 そのまま様子を見ても、折を見て植え替えていただくのも結構かと思います。 ご覧いただければうれしいです。...
View Article黒太子
あれから1年と10ヶ月。 葉が積み上がりしゃんとした立派な姿になりつつあります。 結構太く紺中通しは入っているのですが 画像では良く見えません。 おまけに詰んでいる強い樋葉のせいで天葉数枚しかその柄も確認できず。 ただ、柄はたまにしみじみと味わう程度にしておいて 遠目に見る姿が鑑賞のメインでしょう。 それにしても蘭国さんから頂いて5年も経つというのに...
View Article星光殿
あれから1年近く。 ついに株分けできました。 素立ちも意外に似合う感じ。 好きな中透け芸でじっくり見られるからでしょう。 柄崩れの無い木は根もすべて象牙色で伸びてきます。 この根色も涼やかでまた良いものです。 しかし思えば外した仔が生まれたのは10年ほど前。 以後、1本も仔を生んでないことに気付きました。 仔を外しましたのでまた風向きが変わり 何かスイッチが入ってくれればと思っています。...
View Article翁
だいぶ前に入手していたこんな品種がありました。 十六夜が全斑になったもので根色も全部ルビー。 ただ今は紫外線の無い蘭舎内ですからだいぶ薄く伸びています。 葉の柄は秋口から黄色く爆ぜてくるということですが 今まで冴えたことが無かったのでしょう。 記憶も画像もありませんでした。 たぶん気候が合わないのかも。 そんな品種が棚にはいくつかあったりします。...
View Article金牡丹
昨日はヤフオクにて多大なご声援を頂きましてありがとうございました。 もちろん、富貴蘭の本来の相場でないことは重々承知しています。 これを励みにブログの更新はもちろん、 いろいろな面でお返ししていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。 さて、金牡丹はあれから1ヵ月半。 すんばらしい勢いで成長しています。 月笙出の全斑になった金牡丹で墨少なく根は良く伸び大型に育ちます。...
View Article黒牡丹縞(A)
あれから1ヵ月半。 辛気臭いので最初の画像はやはりこれにします。 葉は少し成長し新根もたくさん出てきました。 2本の仔はどちらも次の天葉が出ようとしています。 天葉が覗いてから少しの間は成長が早くなったような気がして見飽きないものです。 ふと見るとその上に新たなアタリが・・・・。 でも金牡丹や黒牡丹は割と不定期に花芽が付きやすく 付いたと思ったら休眠をせずに伸び出す場合もよくあります。...
View Article黒牡丹縞(B)
あれから1ヵ月半。 心配していましたが、どうやら活着したようです。 皺は伸び、立ちも少し動き出しています。 たぶん、新根も出ているのでしょう。 鉢を開けて見てみたい衝動に駆られますがここは我慢。 そんなことしたらたちどころに逝っちゃいそうです。 ミズゴケの間から新根が出てくれたら安心できるのですが ただでさえ伸びの良くない木ですからまず無理でしょう。...
View Article黒牡丹縞(C)
出品するようになって自分のだけじゃなくヤフオクの富貴蘭部門を良く見ますが、 富貴蘭の世界とは別物の紛い物が入り乱れているようです。 ただ、それが普通と思っている方も多いんでしょうね。 まともな品がまともな値段になると頭が混乱するのか違反申告が良く入ります。 しかしそんなのはパパッと2クリックで消去できますからぜんぜん心に響きません。 ということは誰しも同じようなもの。...
View Article黒牡丹縞(D)
あれから1ヵ月半。 木勢良く早くも次の天葉が出てきました。 これはご機嫌に生育してもらうために鉢や鉢の中のアンコ、 置き場所の日の当たり具合、通風、温度など いろいろと工夫を重ねてきた成果かも。 ひとつ改善したくらいでは前と大して変わらないものですが それが3つ、4つと積み重なれば相乗効果で目に見えてよくなるのがわかります。 ただ、生育面ではともかく柄のほうは思い通りにいかないもので...
View Article黒牡丹縞(E)
あれから1ヵ月半。 早くも次の天葉が出て頼もしい生育振りです。 今までは黄緑を含んだくぐもったような黄縞でしたが 今出た天葉の柄は真っ白。 またちょっと変化の兆しがあるようです。 ただ、反対側は今まで通り。 2本の仔も同上です。 一見、華やかさに欠ける嫌いはありますが チョビ柄からここまで進化してきたものですし 紺性の良い朝日殿に似ていなくもなくもないこの柄は...
View Article雪観月
あれから5ヶ月。 関東の自然作りの木は棚慣らし期間がないくらい こちらの棚と相性が良いようです。 というか新根も天葉も順調過ぎるくらいに伸長しています。 虎斑プラス白縞芸ですが天葉は虎斑が勝って白縞はいまだ正体表さず。 なんだかだんだん縞が少なくなっているような気もします。 やはりメインは下葉付近。 下葉の柄が良かったのでここからの仔出しを期待していたのですが 早くも2本出てきました。...
View Article宝覆輪
あれから9ヶ月。 特に変化も異常もなく1枚ほどの葉繰りで推移しています。 株分けはおろか植え替えすることも忘れたのか 植えっ放し暦3年目に突入です。 このままにしておくと外側に巻いているミズゴケは やせ細って崩れ中のピートモスがむき出しになりそう。 鉢底から中を覗いてみるとさすがに古い根は枯れ落ちています。 ただ、枯れた根は分解されて新しい根の養分になるのが自然の摂理。...
View Article御旗
あれから9ヶ月。 昨年の夏から葉繰りは1枚ちょっと。 この品種にしてはかなり頑張っているようです。 数十年前から御旗で来ている木ですからやはり柄の安定感は抜群。 ハデ仔はあまり出ないようです。 だから増えるし見飽きられて安くなっちゃうのでしょうか。 でも、都羽二重からも頻繁に覆輪が出ることは確か。 昔からの系統物とミソ○ソ混じっちゃうんでしょうね。...
View Article大冠
あれから1年7ヶ月。 改めて品種の紹介をさせていただくと 羆覆輪が富貴殿のような大覆輪に変化したものです。 年に2枚程の葉繰りはあるようですが ほとんど変わり映えしないのは増えている印象が無いためなのでしょう。 なんて毎度同じようなことを書いている気がします。 こんな柄ですから花芽は付き難く その分、仔出しは良好なのですが派手柄になるのが多く 紺地のある仔は5本に1本も出ないかもしれません。...
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